アフィリエイトブログの見本は、見た目ではなく「トップページ→入口記事→比較・収益記事」までの読者導線を7項目で分析すると、自分のブログ設計へ応用しやすくなります。
参考サイトをただ眺めるだけでは、「何となく上手そう」で終わってしまいます。大切なのは、トップページ、ヘッダー、カテゴリー、集客記事、収益記事、内部リンク、商品紹介の位置を順番に分解し、「なぜこの配置なのか」まで考えることです。
今回、アフィリエイトブログの見本として確認したいポイントを先に整理します。
- チェックポイント 何を見る? 自分のブログへの応用
- トップページ どの記事が目立つか 主力記事と入口を整理する
- ヘッダー 初心者をどこへ案内するか 読者の理解段階に合わせる
- カテゴリー 悩みをどう分類しているか 読者目線で記事群を整理する
- 集客記事 どんな検索語で入口を作るか 悩み解決記事を設計する
- 収益記事 比較・選び方をどう示すか 選択を助ける記事を作る
- 内部リンク どこからどこへ送るか 記事同士に役割を持たせる
- 商品紹介の位置 なぜその場所にあるか 説明後に自然な導線を作る
この記事では、この7項目を一つずつ具体的に見ていきます。
参考例として取り上げるのは、2026年3月19日更新の記事「アフィリエイトの参考ブログ3つと成功者をマネる点4つ」で紹介されていた「ミズコム」「エフプロ」「転職nendo」などです。
また、2026年7月4日公開のTsuzuki Blog「アフィリエイトブログの見本例7選」、2025年1月13日のmugblogの記事で挙げられている観察ポイントも踏まえます。
ただし、外部からサイトを見ただけでは、実際のアクセス数や収益額までは確認できません。
そのため本記事では「成功しているから真似する」と断定するのではなく、参考サイトの構造から学べることを読み解くという立場で見ていきます。
- アフィリエイトブログの見本はなぜ7項目に分けて見る?
- 1. トップページでは何を見る?重要記事への入口を確認する
- 2. ヘッダーでは何を見る?読者の理解段階を確認する
- 3. カテゴリーでは何を見る?読者の悩みの分け方を確認する
- 4. 集客記事では何を見る?検索から入る入口を確認する
- 5. 収益記事では何を見る?読者の選択をどう助けているか確認する
- 6. 内部リンクでは何を見る?入口から重要記事までの地図を作る
- 7. 商品紹介の位置では何を見る?リンク直前の説明を確認する
- アフィリエイトブログの見本を真似するときのNGは?
- 見本サイトを分析するときは実際に何をメモすればいい?
- 初心者が見本サイト分析で誤読しやすい3つのケース
- 私が考える、見本ブログから最初に学ぶべきこと
- まとめ
- よくある質問
アフィリエイトブログの見本はなぜ7項目に分けて見る?

アフィリエイトブログの見本は、一つの記事だけではなく、サイト全体を7つに分解して見るほうが設計を理解しやすくなります。
2026年3月19日更新の記事では、参考ブログを見るポイントとして「トップページの記事」「ヘッダーの記事」「紹介商品」「対策キーワード」の4点が挙げられていました。
一方、2026年7月4日公開のTsuzuki Blogでは、集客記事と収益記事、ヘッダーやサイドバーなど、サイト内で読者をどう動かすかを見る考え方が紹介されています。
さらに2025年1月13日のmugblogの記事では、「前置き」「記事構成」「広告の位置」「タイトル」「デザイン」という5項目が観察ポイントとして挙げられています。
表現は違っても、共通しているのは記事本文だけを見て終わらないことです。
たとえば、とても読みやすい比較記事を見つけても、その記事に読者がどこから入っているのかが分からなければ、サイト全体の設計は見えてきません。
反対に、トップページだけを見ても、その先の記事でどのように商品やサービスの選択を助けているかは分かりませんよね。
そこで私は、見本ブログを見るときに「記事のうまさ」ではなく、まず読者がどこから入り、何を読み、次にどこへ進むのかを見るようにしています。
これは駅の路線図を見る感覚に近いです。
一つの駅だけを見ても目的地までの道筋は分かりませんが、路線全体を見ると「この駅で乗り換えるのか」が分かります。
ブログも同じです。
それでは、7つのチェックポイントを順番に見ていきましょう。
1. トップページでは何を見る?重要記事への入口を確認する
トップページでは、どの記事が目立つ場所に置かれ、どこへ読者を案内しているかを確認します。
ただし、「目立っている記事=最も収益を上げている記事」と断定するのは避けましょう。
トップページの配置は、収益性だけでなく、更新方針や編集上の都合などで決まる場合もあります。
そのため、トップページは「サイト内で重要視されているページを推測する一材料」として見るのが安全です。
2026年3月19日更新の記事では、「転職nendo」を例に、トップ画面で大きく見せている記事と、検索流入を集める別の記事との関係が分析されていました。
ここで注目したいのは、トップページそのものではありません。
個別記事からも同じページへリンクが集まっているかです。
たとえば、
という状態なら、そのページはサイト内で重要な役割を担っている可能性があります。
私なら見本サイトのトップページを開いたら、まず次の3点をメモします。
ここまで見ると、単に「きれいなトップページ」という評価から一歩進めます。
たとえば副業ブログなら、トップに「副業おすすめ20選」を置くことだけが正解とは限りません。
副業をまだ選べない読者が多いなら、「副業とは」「会社員が始める前に確認すること」「在宅でできる副業」といった入口も必要になるでしょう。
つまりトップページは、看板というより案内所として見ると分かりやすいのです。
自分のブログへ応用するときも、「何を目立たせたいか」だけでなく、「初めて来た読者は次にどこへ行けばいいか」という視点で考えてみてください。
2. ヘッダーでは何を見る?読者の理解段階を確認する
ヘッダーでは、初心者から次の行動まで、どの順番で情報が並んでいるかを確認します。
2026年3月19日更新の記事では、「エフプロ」の例として、「FXとは?」のような初心者向け情報と、「口座開設の流れ」のような利用開始に近い情報がヘッダーに置かれている点が紹介されていました。
この並びから考えられるのは、
FXについてまだよく分からない人
→基礎知識を読む
→具体的な選択肢を知る
→口座開設に必要な情報を確認する
という流れです。
ここで見るべきなのは、メニュー名そのものを真似することではありません。
「読者の理解段階に合わせて入口を用意しているか」を考えます。
たとえば副業ブログなら、
といった項目を置く方法も考えられます。
ただし、何でもヘッダーへ入れればよいわけではありません。
メニューが増えすぎると、パソコンやスマートフォンに慣れていない読者ほど迷いやすくなります。
私はITツールの相談でも、「機能が多いほど使いやすい」とは限らないと感じています。
ブログも同じで、選択肢が多すぎると「結局どれを押せばいいの?」となりますよね。
見本サイトを見るときは、
を確認してみてください。
自分のブログでは、サイト運営者が付けたい名前より、読者が見て意味を理解できる名前を優先したほうが親切です。
「ノウハウ」「お役立ち情報」といった曖昧な名前より、「副業の始め方」「AI・ITツール入門」のように、中身が想像できる名前のほうが迷いにくくなります。
3. カテゴリーでは何を見る?読者の悩みの分け方を確認する
カテゴリーでは、記事を何のテーマで分けているかではなく、読者の悩みをどう整理しているかを見ます。
2026年7月4日公開のTsuzuki Blogの記事では、「ミズコム」の例として、「月額費用が安い」「デザインがおしゃれ」「赤ちゃん・子育て向け」「サーバー比較」「基礎知識」など、ウォーターサーバーを探す人の関心に応じて情報が整理されていることが紹介されています。
ここが非常に参考になります。
ウォーターサーバーを探している人を一つにまとめても、目的は同じではありません。
「安さを重視したい人」と「赤ちゃんのミルク作りに使いたい人」では、検索する言葉も知りたいことも違います。
つまりカテゴリーは、単なる記事収納庫ではありません。
読者が自分に近い入口を選ぶための仕分けとして使えるわけです。
たとえば副業ブログでも、
「副業」
という一つのカテゴリーに100記事を詰め込むより、
など、読者の目的に応じて整理したほうが探しやすくなります。
見本サイトのカテゴリーを見るときは、私は次の4項目を確認します。
特に初心者のブログでは、「自分が記事を書いた順番」でカテゴリーを作ってしまうことがあります。
しかし読者は、運営者が何月に何を書いたかには興味がありません。
知りたいのは、「自分の悩みはどこを見れば解決できるか」です。
ですから見本ブログから学ぶときも、カテゴリー名だけを書き写すのではなく、なぜこの分け方なら探しやすいのかまで考えてみると、自分のサイトへ応用しやすくなります。
4. 集客記事では何を見る?検索から入る入口を確認する
集客記事では、どんな検索意図を持つ人をサイトへ呼び込んでいるかを確認します。
集客記事とは、簡単にいえば検索から読者が入ってくる入口になりやすい記事です。
たとえば、
「FXとは 初心者」
「ウォーターサーバー 電気代」
「転職 不安 40代」
のような疑問解決型のテーマは、比較や申し込みをする前の読者が検索しやすい言葉です。
副業ブログなら、
「50代 副業 何から始める」
「会社員 副業 バレる」
「生成AI 副業 初心者」
といったテーマが入口になることも考えられます。
ここで大切なのは、検索キーワードを見つけることだけではありません。
その記事を読んだあと、読者にどんな疑問が残るかまで見ることです。
たとえば「50代から副業を始める方法」という記事を読んだ人は、次に、
「では、どんな副業が自分に向いているのか」
「在宅でできるものはあるのか」
「初期費用はどのくらいか」
と考えるかもしれません。
そこで次の記事が必要になります。
2026年7月4日公開のTsuzuki Blogでも、成功例として紹介されるブログを分析する際に、「集客記事と収益記事をチェックする」という考え方が示されています。
私はこの部分を、見本ブログ分析で特に重要だと考えています。
集客記事だけを増やしても、読者が次に読むページがなければサイト内で迷ってしまいます。
逆に比較記事ばかり作っても、そもそも検索から入る入口が少なければ、読者との接点を作りにくくなります。
そこで私は、見本サイトの記事タイトルを20〜30本ほど見つけたら、次のように分類します。
これは特別なツールがなくてもできます。
表計算ソフトでも、紙のノートでも構いません。
実際に自分の手で20〜30本を分けてみると、「このサイトは比較記事だけでなく、その前段階の記事がかなり多いな」といった特徴が見えてきます。
今回の元資料では、競合分析用ツールとしてRank Tracker、Ahrefs、SimilarWebなども紹介されています。
ただし、料金、無料範囲、機能は変更されることがありますので、利用する場合は最新の公式情報を確認してください。
初心者のうちは、私は有料ツールを急いでそろえるより、まず記事タイトルと内部リンクを自分の目で追う作業をおすすめします。
数字を見る前に、サイトが何を意図して作られているかを考える習慣をつけるためです。
5. 収益記事では何を見る?読者の選択をどう助けているか確認する
収益記事では、商品やサービスを並べるだけでなく、読者が比較して選べる理由をどう作っているかを確認します。
たとえば、
「ウォーターサーバー おすすめ」
「FX 口座 比較」
「転職エージェント 比較」
のようなテーマは、具体的な商品やサービスを検討している読者が検索しやすい内容です。
ただし、こうした記事の役割は「売ること」だけではありません。
読者が、
「自分は価格を重視したい」
「初心者なのでサポートが欲しい」
「子育てで使いたい」
といった条件を整理し、自分に合う選択肢を判断できるようにすることが重要です。
先ほど紹介した「ミズコム」の例でも、「月額費用が安い」「デザインがおしゃれ」「赤ちゃん・子育て向け」など、利用者側の目的に近い切り口が紹介されていました。
このような構成を見るとき、私は「何商品紹介しているか」より、選ぶ基準を先に提示しているかを確認します。
たとえば副業サービスを比較するなら、
など、読者が比較する物差しを示してから候補を紹介したほうが、判断しやすくなりますよね。
これはアフィリエイトに限らず、買い物全般で同じです。
「これがおすすめです」と言われるだけでは選びにくくても、「こういう人にはA、こういう条件ならB」と整理されれば、自分で判断できます。
私はアフィリエイトブログを、商品を押し込む場所ではなく、読者が納得して選ぶための案内所として設計したほうが長く読まれやすいと考えています。
見本サイトの収益記事では、
を見てみてください。
ここを観察すると、自分の記事で不足している情報も見つけやすくなります。
6. 内部リンクでは何を見る?入口から重要記事までの地図を作る

内部リンクでは、どの記事から、どの記事へ、どんな理由で読者を送っているかを確認します。
私は、見本ブログを分析するときに最も重視しているのがこの部分です。
2026年3月19日更新の記事で紹介されている「転職nendo」の分析例でも、検索流入を集める記事と、トップ画面で目立つ重要記事とのつながりが取り上げられていました。
外から実際の収益額は分かりません。
しかし、
「3本の入口記事から同じ比較記事へリンクしている」
「トップページからもその比較記事へ行ける」
「関連記事からも同じページへ進める」
という構造が見つかれば、そのページを重要ページとして設計している可能性は高いと推測できます。
ここでおすすめしたいのが、読者の移動地図を作る方法です。
たとえば見本サイトを見ながら、
検索から入る記事
↓
次に読む基礎・詳細記事
↓
比較記事
↓
商品やサービスの詳細ページ
という形で紙に書きます。
さらに、
「トップページから比較記事へも行ける」
「ヘッダーから初心者記事へ行ける」
「別の悩み記事からも比較記事につながっている」
といったルートを横から足していきます。
すると、「記事が何本あるか」ではなく、「記事にどんな役割があるか」が見えてきます。
私が自分で見本サイトを調べるときは、最低でも次の5項目を表にします。
最後の「なぜ」を入れるのがポイントです。
たとえば、
「比較記事へ内部リンクがある」
だけなら観察で終わります。
しかし、
「初心者向け記事で仕組みを理解した読者は、次に候補を比較したくなるため、この位置で比較記事へつないでいると考えられる」
と書けば、自分のサイトにも応用できる知識になります。
これが私の考える、見本サイト分析と単なる競合チェックの違いです。
見たものを記録するだけでなく、意図の仮説まで残す。
この一手間で、次に自分が書く記事も決めやすくなります。
たとえば自分のブログに、
「副業とは何か」
「50代向け副業の選び方」
という記事があるのに、両方から次に読める比較記事がなければ、
「では、50代でも始めやすい在宅副業の比較記事が必要かもしれない」
と気づけます。
内部リンクの分析は、他サイトを評価するためではなく、自分の不足を見つけるために使うと実践的です。
7. 商品紹介の位置では何を見る?リンク直前の説明を確認する
商品紹介の位置では、リンクがどこにあるかより、そこへ到達するまでに何を説明しているかを確認します。
アフィリエイトブログを見ると、ボタンの色や位置が目につきやすいですよね。
しかし、「このサイトは記事の真ん中にボタンがあるから、自分も同じ場所へ置こう」という真似はおすすめできません。
同じ位置でも、その前後の文脈が違えば意味が変わるからです。
たとえば3つのサービスについて、
「価格を重視する人」
「サポートを重視する人」
「初心者向けを選びたい人」
と違いを説明した直後なら、読者は自分に合う候補を考えやすい状態です。
そこで各サービスの詳細情報へ進める導線を置くのは自然です。
一方、記事を開いてすぐ、何も説明していない状態で強く申し込みを勧めても、読者には判断材料がありません。
見本サイトで商品紹介を見つけたら、私はリンクの直前3〜5段落を読み返すことをおすすめします。
そこで、
を確認します。
この方法なら、「ボタンの場所」をコピーするのではなく、「読者が判断できる状態を作ってから案内する」という考え方を学べます。
アフィリエイトで本当に参考にしたいのは、リンクそのものではありません。
リンクをクリックする前に、読者が何を理解しているかです。
なお、他サイトに掲載されているアフィリエイトリンクをそのままコピーして使用してはいけません。
商品やサービスを紹介する場合は、自分が利用するASPなどから正規に発行されたリンクを使用する必要があります。
また、他サイトの写真、画像、図表、文章を無断で使うことも避けましょう。
参考にするのは構成や考え方であり、著作物そのものではありません。
アフィリエイトブログの見本を真似するときのNGは?
見本サイトから学ぶときは、文章や画像ではなく「なぜそう設計したのか」を参考にすることが大切です。
たとえば、
といった考え方は、自分のサイトへ応用できます。
一方で、
といった行為は避ける必要があります。
また、私は一つの参考サイトだけを先生にしないことも大切だと考えています。
2026年7月4日公開のTsuzuki Blogでは、成功例を参考にする際、ジャンル軸をずらして研究する考え方が紹介されています。
たとえば、
というように、学ぶ部分ごとに参考先を変える方法です。
この方法なら、一つのサイトのコピーになりにくくなります。
私もこちらをおすすめします。
自分の読者が40代から60代の会社員なら、20代向けサイトで使われている派手な表現をそのまま持ってきても合わないかもしれません。
一方で、「初心者が迷わないカテゴリー構成」や「比較記事へ自然につなぐ内部リンク」は、ジャンルを超えて参考にできます。
仕組みは借りても、読者に合わせて作り直す。
ここまでできて初めて、自分のブログの設計になっていきます。
見本サイトを分析するときは実際に何をメモすればいい?
見本サイトを自分のブログへ生かすなら、サイト名を並べるだけではなく、観察結果を同じ項目で記録するのがおすすめです。
私は、初心者の方なら複雑な競合分析表を作らなくても、次の項目があれば十分だと考えています。
たとえば「エフプロ」の観察なら、
「初心者向けの『FXとは?』から、より利用開始に近い『口座開設の流れ』へ進める構成が見られる」
と整理できます。
そこから自分の副業ブログへ置き換えるなら、
「副業とは?
→自分に向く副業の選び方
→在宅副業の比較
→個別サービスの詳細」
という流れを仮説として作れます。
「ミズコム」であれば、安さ、デザイン、赤ちゃん・子育て向けなど、同じ商品でも読者の目的別に入口を分けている点を参考にできます。
副業ブログへ置き換えるなら、
「初期費用が少ない」
「在宅でできる」
「会社員経験を生かせる」
「パソコンが苦手でも始めやすい」
といった切り口に応用できるかもしれません。
「転職nendo」の分析例からは、トップページや複数の集客記事から重要ページへ導線を集める考え方を参考にできます。
ただし繰り返しますが、外部から実際の収益やアクセスは分かりません。
ですから、
「このサイトはここで稼いでいる」
と決めつけるのではなく、
「複数の導線がこのページへ集まっているので、重要ページとして設計されている可能性がある」
と仮説として記録するのが適切です。
この書き方を習慣にすると、競合サイトを必要以上に神格化しなくなります。
参考サイトも完璧ではありません。
私たちが学ぶのは「正解」ではなく、自分のサイトで試すための仮説です。
初心者が見本サイト分析で誤読しやすい3つのケース
ここからは、私が初心者の方ほど注意したいと考えているポイントです。
1. 検索上位だから、その構成がすべて正解だと思う
検索結果で上位にいるサイトでも、運営歴、サイト全体の評価、被リンク、ブランド認知など、記事本文以外の条件が違うことがあります。
そのため、
「上位サイトがこの見出しだから、自分も同じにすれば上がる」
とは限りません。
見るべきなのは順位そのものより、検索者の疑問へどのように答え、関連ページへどうつないでいるかです。
2. トップで目立つ記事を「一番稼ぐ記事」と決めつける
トップページで大きく表示されている記事は重要度を推測する材料にはなります。
しかし、実際の収益、クリック率、成約率までは外から確認できません。
更新したばかりの記事や、編集方針として目立たせている記事である可能性もあります。
そのため、トップページだけで判断せず、複数の個別記事からもそのページへリンクされているかを合わせて見ましょう。
3. デザインを変えれば成果も同じになると思う
ボタンの色、文字サイズ、カード型のデザインなどは目に入りやすい部分です。
しかし、読者がそのボタンまでに何を理解したかが違えば、同じ見た目にしても意味は変わります。
私が初心者の方に優先してほしいのは、デザイン変更より、
「このページを読み終えた人は、次に何を知りたいか」
を考えることです。
見た目はあとから調整できます。
一方、記事の役割が曖昧なまま記事数だけ増えると、あとで全体を整理するのが大変になります。
私が考える、見本ブログから最初に学ぶべきこと
ここからは私見です。
今回の複数資料を見比べて、アフィリエイトブログの見本から初心者が最初に学ぶべきなのは、デザインでも文章テクニックでもなく、記事同士の役割分担だと私は考えています。
2026年3月19日更新の記事では、トップページ、ヘッダー、紹介商品、対策キーワードを見る考え方が示されていました。
2026年7月4日公開のTsuzuki Blogでは、集客記事と収益記事、ヘッダーやサイドバーに注目する考え方が紹介されています。
2025年1月13日のmugblogの記事では、前置き、記事構成、広告位置、タイトル、デザインが観察項目として示されています。
これらを並べてみると、共通して見えてくるのは、一つの記事の文章力だけでサイトを評価しないということです。
読者は、検索した瞬間から商品やサービスを申し込むと決めているとは限りません。
「まず意味を知りたい」
「自分にもできるか知りたい」
「選択肢を比較したい」
「失敗しない条件を確認したい」
と、段階を踏んで情報を探す人もいます。
その段階に合わせて、
入口記事
→理解を深める記事
→比較記事
→個別の選択肢
という情報を用意できれば、無理に何かを勧めなくても読者が必要な情報へ進みやすくなります。
私はこれを、「記事を増やす」のではなく「道をつなぐ」と考えています。
40代、50代、60代でブログを始める方は、仕事や家庭があり、記事作成へ使える時間が限られていることも多いですよね。
だからこそ、闇雲に100記事を目指すより、
「この10記事はそれぞれ何のためにあるのか」
を説明できる状態から始めるほうが、迷いを減らしやすいと私は思います。
たとえば副業ブログなら、
「50代から副業を始めたいが何をすればいいか分からない」記事
→「自分に合う副業の選び方」記事
→「在宅副業の種類を比較する」記事
→「個別サービスを選ぶときの注意点」記事
という小さな流れから作れます。
最初から巨大サイトを作る必要はありません。
3本、5本、10本でも、役割がつながっていれば「次に何を書くべきか」が見つけやすくなります。
見本サイトを見るときも同じです。
「この文章を真似しよう」ではなく、
「なぜこの記事が必要なのだろう」
「なぜここからこのページへ進ませるのだろう」
と考える。
この視点が、参考サイトを自分の設計へ変える一番大事な部分だと私は考えています。
まとめ
アフィリエイトブログの見本を見るときは、見た目のおしゃれさより、読者がどこから入り、どの記事を経由し、どこで比較・選択するのかを確認することが大切です。
見るポイントは、次の7つです。
トップページ、ヘッダー、カテゴリー、集客記事、収益記事、内部リンク、商品紹介の位置。
今回の参考資料では、「ミズコム」「エフプロ」「転職nendo」などが事例として紹介されていました。
「エフプロ」では初心者向け情報と口座開設に近い情報の並び、「ミズコム」では価格・デザイン・子育てなど読者の目的別の整理、「転職nendo」では検索流入記事と重要ページのつながりを分析する例が参考になります。
ただし、外部から見ただけで実際のアクセス数や収益額を判断することはできません。
そのため「このページが最も稼いでいる」と断定せず、トップページ、ヘッダー、記事内リンクなどを複数確認しながら、どのページがどんな役割を持つのかを仮説として考える姿勢が重要です。
そして、文章、画像、図表、他人のアフィリエイトリンクをコピーするのではなく、参考にするのは「なぜその記事を作り、なぜ次のページへつないでいるのか」という設計思想です。
見本ブログを開いたら、まず記事を一本読み込む前に、紙や表計算ソフトへ、
入口
→次の記事
→比較記事
→選択肢
と矢印を引いてみてください。
ブログが「記事の山」ではなく「読者を案内する地図」に見えるようになると、自分のサイトで不足している記事や内部リンクも見つけやすくなります。
よくある質問
アフィリエイトブログの見本は同じジャンルだけ見ればいいですか?
同じジャンルだけに限定する必要はありません。
サイト設計は金融系、SEO記事の構成はブログ運営系、比較の見せ方は商品系というように、学びたい部分ごとに参考サイトを変える方法があります。
一つのサイトを丸ごと再現するのではなく、複数の参考サイトから仕組みを学び、自分の読者に合う形へ組み直すことが大切です。
アフィリエイトブログの見本で最初に見る場所はどこですか?
最初はトップページを確認し、次にヘッダー、カテゴリー、個別記事の内部リンクを追うと分かりやすいです。
特に、トップページと複数の記事の両方から繰り返し案内されているページがある場合、そのページはサイト内で重要な役割を持つ可能性があります。
ただし、実際の収益やアクセス数までは外部から判断できないため、あくまで構造から立てる仮説として扱いましょう。
見本ブログを分析するとき有料SEOツールは必要ですか?
最初から必須ではありません。
今回の資料ではRank Tracker、Ahrefs、SimilarWebなども紹介されていますが、初心者ならまず20〜30記事程度のタイトルを確認し、「初心者向け」「悩み解決」「比較」「レビュー」などに分類するだけでも多くのことが見えてきます。
ツールを使う場合は、料金や無料範囲、機能が変更されることもあるため、利用前に最新の公式情報を確認してください。
松原 健一(まつばら けんいち)
フリーランスITアドバイザー

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